2016年11月16日掲載

ウェディングプランナーの夢へ近づく 最高にしんどく 最高に充実した経験

ウェディングプランナーの夢へ近づく 最高にしんどく 最高に充実した経験

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本物の結婚式のプロデュース!実践的な体験型プログラム

 「入学前にオープンキャンパスで、学生が企画する学内結婚式『キャンパスウェディング』を見学して、ユニークな演出にわくわくしました。こんなの見たことなかったし、絶対にここでブライダルビジネスを学びたいと思ったんです」

 そう話す松川帆郁さんは人間科学部経営学科「ホテル・ブライダルコース」で学ぶ3年生。ホテルやブライダルの関連業界で幅広く活躍する人材を育成する同コースは、2011年のコース開設から5年。すでに卒業生の多くがウェディング企業で活躍する人気コースとなっている。

 実は松川さんには、一度入学した大学が閉学になった経験がある。そのため本学に入ったのは2年生からという転入生だ。そのとき「転入してまで好きなことを学ぶのだから、学べるチャンスはすべて生かそう」と決心したのだそう。その決意を実行し、まさに自分の成長を実感する日々だ。

 一人ひとりの力を合わせれば大きな成果が得られる」ことを実感したという。そして夏には結婚式場で10日間のインターンシップを体験。苦手なプレゼンも成功し、人前に立つ自信がついた。
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自ら動き、人をまとめる。リーダーシップが開花した2年間。


 「2年生の終わりごろ、先生に『卒業生から、自分の結婚式を学生が演出してほしいというオファーが来た』と聞き、これはチャンスだと思ってプロジェクトリーダーに立候補しました」と松川さん。20人のチームを率いて本物の結婚式のプロデュースに取り組むことになったのだ。しかし企画が動き始めたのがちょうど春休みとあって、全員の予定が合わずなかなかスムーズに進まない。そこで全体を4班に分け、自分が率先して動いて進捗を細かくチェック。出席できないメンバーにも必ず意見を求め、全員のコンセンサスをとりながら丁寧に準備を進めていった。そして迎えた本番は大成功。新郎新婦と感動を分かち合い、一生忘れられない日となった。

 この経験から松川さんが得たマネジメントの教訓は「あきらめず、全員でやること」だ。「もしメンバーの誰かが非協力的だったとしても、切り捨てずに少数意見をくみ上げることが大切だと思います。その人しかできないことが必ずあるし、その方が企画の可能性が広がるからです」

 堂々と持論を語る姿はすでにリーダーの風格だ。松川さんが慕う石川夕起子講師も、その成長ぶりに太鼓判を押す。

「最初は消極的なところがありましたが、本当によいリーダーに成長してくれました。トップダウンで強引に物事を進めず、ささいなことでもメンバー全員が納得する着地点を見つけられるのが彼女の長所。将来たくさんの仲間とともにプロジェクトを動かす姿が見えるようです」

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そう話す石川先生のモットーは、「動けば変わる」だ。「動けば情報が集まってきて、体験の幅も広がる。なんでもやってみる、どこでも行ってみることが大事です。学生にはそのためのチャンスを、これでもか、というぐらい与えています」

 そんな石川先生に背中を押されて、松川さんの行動力やリーダーシップも次々に開花した。

 「この大学で、ただ教室に座ってるだけでは意味がない。自分で考え、意見を出し、自分で動く。その積み重ねで力がつくと思います」と松川さん。多くの人の幸せをかなえるウェディングプランナーへ。その夢は日々近づいている。


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キャンパスウエディング

またの名を「キャンパス婚」。ホテル・ブライダルコースで学ぶ学生が、大学キャンパスで結婚式を挙げたいカップルを公募し、プランニングや演出を自ら手がけてキャンパス内で挙式を挙行するという、2011年から始まった実践的な演習プログラム。

 

フラッシュモブ

公共の場などであらかじめ多くの人が申し合わせてダンスなどを始めるサプライズ演出。成功に導くためには事前の綿密な打ち合わせとプランニングが必要だが、学生たちはキャンパスウェディングなどで積極的にチャレンジしている。

 

石川 夕起子 人間科学部経営学科 講師

松川 帆郁 人間科学部経営学科 ホテル・ブライダルコース 3年生

Profile 石川 夕起子 
人間科学部経営学科  講師

Profile 松川 帆郁
人間科学部経営学科 ホテル・ブライダルコース 3年生

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