大学教育再生加速プログラム|インターンシップによる能動的な学びを実践します
AP=Acceleration Program for University Education Rebuilding

大学教育再生加速プログラム
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取組概要

 本事業の目的は、大学における質保証のための取組や学修成果(学修成果)について産業界等との間の現状認識や課題の共有し、評価の観点や尺度を共有する仕組みを構築する点と、学修成果の可視化を進めることで学生個々人の自己評価能力を向上させる、という点にある。その実施過程において、該当学部の分野に基づく専門的な基礎知識と技術を総合的に活用できる能力評価の観点と尺度、方法について産業界等との差異を縮め、共通部分を築き上げていく。 本事業の対象学部は、本学の設置学部の中で、卒業後専門領域に進む学生が比較的少ない(いわゆる産業界等へ進む学生が多い)学部である人間科学部(人間心理学科、経営学科)である。特定の専門領域に特化した事業としないことで、後にさまざまな分野への展開が可能となる。そのため、補助期間終了後は、本学の教育学部や保健医療学部への適応、さらには、本事業の成果が日本国内の多くの大学のモデルとなるよう異なる分野での汎化を進めていく。

 

 本事業を本学人間科学部で実施するにあたり、高次のアクティブ・ラーニングの一つであるインターシップを取組の導入として産業界等の関係者と協同して進めていく。産業界との協同作業の概要は以下の通りである。

本事業は「大学と産業界との評価に対する観点、尺度や方法は現在異なっている」ということを前提としてスタートさせる。その差異について、現状認識や課題を産業界等と共有させ、縮めるためのチューニングや新規プログラム開発等を行うための「協力者会議」を大学と産業界等とで組織する。本事業では、インターンシッププログラムの協力会社としてのNPO法人Deeppeople、社会人基礎力等のテスト開発を行っている株式会社リアセックキャリア総合研究所などを予定している。 協力者会議において、効果的なインターンシッププログラムのデザイン(シラバス、事前事後学修、モニタリングシステムなどの検討も含む)や企業と学生のマッチング、評価指標の検討を中心に行うものである。大学側は “なぜ大学の成績評価が信頼できないという不連続性が発生するのか”等の実情を探り、産業界に対しては現在の大学教育のシステムや、本学が実施している各種調査の結果等から得られた大学生の気質等についての情報提示を行う。 この協力者会議での検討協議を経て、産業界等における人物評価基準と大学の成績評価との間のチューニングを行い、これまでにない新たな成績評価のシステムを開発する。  本事業では、各学生が自分の学修成果を蓄積していくe-ポートフォリオシステムの有効利用を進める。担当教員は、これまで以上に評価のフィードバックすることで学修成果の可視化を強化する。そのために本事業においてe-ポートフォリオシステムの改修をおこなう。  さらに、本事業での中心となるインターンシップ以外の学外実習プログラムでも利用できるモニタリングシステム(タブレット型端末を持っている学外にいる学生にネットワークを利用して指導等を行うシステム)を導入して活用する。それにより、指導教員は、インターンシップの現場に出向くことなく複数地点で活動する学生の指導をリアルタイムで行うことができる。また、同システムを利用することにより、受け入れ先の担当者や責任者と遠隔での打合せも可能とする。