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看護学研究科 看護学専攻

研究科長メッセージ

大学院看護学研究科では、人間の尊厳を基幹とし、先駆的な専門知識と技術をもった人材を育成し、実践と研究を通して看護学の発展に寄与することを理念としています。

現在、私達をめぐる環境はめまぐるしく変化し、健康問題も感染症から生活習慣に起因した疾患や加齢による機能低下へと大きく様変わりしてきました。それに伴い、病院だけでなく、地域で療養する人々が増えてきています。このような多様な社会のニーズに答えその役割を果たすために、看護学の礎となる看護学共通科目や、学際的な知識を学ぶことができる看護学関連教養科目を充実させています。


また、2017年度より専門看護師(CNS)コース「急性・重症患者看護」を開設いたしました。緊急度や重症度の高い患者に対して集中的な看護を提供し、患者本人とその家族の支援、医療スタッフ間の調整を行い、最善の医療が提供されるように支援できる専門職者を養成します。

教員一同皆様のご入学を心よりお待ちしています


研究科長 松田 宣子

松田教授

アドミッションポリシー

本研究科は、修了及び学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)並びに教育課程編成の方針(カリキュラム・ポリシー)に定める教育を受けるために、次に掲げる能力と意欲を備えた人を求めています。

(1)看護師、助産師、または保健師として看護を実践できる知識・技術を有している。

(2)看護実践で生じた課題を、論理的に表現する能力を有している。

(3)看護実践で生じた課題の解決に意欲を持っている。

(4)保健・医療・福祉分野の基礎的英語能力を有している。

教育研究上の目的

本大学院の看護学研究科看護学専攻は、看護実践に関する課題を明確にし解決を目指すことができる研究能力と看護実践能力を有する指導的な人材を養成するとともに、それを可能とする学術研究を行うことを目的とします。

教育目標

(本学大学院に共通する教育目標)

 本学大学院において共通して修得すべき能力は次の通りである。

項  目 説   明
問題発見力 自ら独創性のある研究課題を発見し、計画を立て、積極的に研究を進めることができる
調査分析能力 研究課題に沿った実験、観察、調査を設計し、適切な分析方法を使用して、分析・考察することができる
コミュニケーション能力 専門分野における他の研究者または専門職者と交流し、ディスカッションを行うことができる
論文作成能力 研究成果を論文としてまとめることができる
問題解決能力 現場の多様な課題を把握し、解決策を立案することができる


(看護学専攻としての教育目標)

 先に揚げた本学大学院において修得すべき能力に加え、本専攻の各コースでは次に掲げる能力及び専門知識の修得を目指す。

項   目
  1. 看護専門分野における課題を解決することを目指した、計画立案・調査法・分析方法の知識と技能
  2. 看護専門分野の文献をクリティークし、最新のエビデンスを把握する能力
  3. エビデンスを活用し、看護専門分野の実践やケア環境の質の改善に取り組む能力
  4. 看護専門分野に必要な、倫理的配慮を行う能力


本大学院の特色

1.看護職を続けながら、修士の学位の取得が可能

大学院設置基準14条には、勤務しながら大学院に在籍し修学を可能にする特例措置が謳われています。本学の看護学研究科は、その精神に沿って、夜間での開講や夏期や冬期の集中講義の受講などで、看護職として働きながら修士の学位取得ができます。

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本研究科のカリキュラムは3つの科目群から編成されています。

 1.共通科目:  看護学研究方法論、看護倫理、フィジカルアセスメントなどの看護学の基礎的知識・技術を習得する科目群

 2.専門科目:  専門領域における知識・技術を習得しフィールドワークを行う科目群

 3.特別研究・課題研究: 看護実践で生じた課題を調査分析し学位論文としてまとめる科目群

●専門科目では、修士論文コースは、基礎看護学、急性看護学、慢性看護学などの専門領域ごとに特論と演習科目を置き、専門領域に関する最新の知見・動向について理解を深めます。
●専門看護師(CNS)コースにおいては、急性・重症患者看護専門看護師の認定試験受験に必要な科目を、体系的に配置しています。
●本研究科の修了要件として、修士論文コースは「特別研究」を、専門看護師(CNS)コースは「課題研究」を履修します。「特別研究」または「課題研究」では、看護実践で生じた課題の解決に向けて探究するための研究計画を立案し、研究を実施し、得られた結果に基づいて考察し、研究論文を作成します。

2. 専門看護師(CNS)コースを履修し、専門看護師をめざすことが可能

急性・重症患者専門看護師をめざすクリティカルケア(ICU、CCU、HCU等)、救急看護の臨床経験を持っている者を対象に、2年間で38単位を履修する専門看護師(CNS)コースを開設する予定です。医療機関との密接な連携のもと、専門性の高いカリキュラムが展開されます。課題研究では、クリティカルケア、救急看護、急性重症患者看護専門看護師の役割等に関する課題について研究指導を行います。

開講科目一覧

各看護学領域

基盤看護学領域

基礎看護学分野

看護とは何か、効果的なケアとは、良好な患者―看護師関係とは、看護学基礎教育に求められるものは何か、等、臨床等での経験における気づき・思いを理論的・科学的に追究します。そこから明らかになった疑問・課題を研究に結び付け、研究の基礎的能力を身につけるとともに、看護の本質を探究し続ける基盤を育成することをめざします。


療養支援看護学領域

急性看護学分野

急性看護学分野は、周手術期看護学、クリティカルケア看護学、救急看護学などの急性期にある患者・家族の生命の維持と回復をめざした看護について探求します。研究テーマは、急性期リハビリテーション、患者教育、トータルペインとペインコントロールなど急性期患者・家族の苦痛を緩和する援助、家族の代理意思決定支援、終末期医療の決定、倫理調整など、急性看護学分野の実践で生じる課題に取り組んでいます。


慢性看護学分野

慢性疾患やや障がいをもちながら生活する人とその家族への看護によく用いられる概念や理論について探究するとともに、実践および研究への適用について検討します。具体的な研究課題として、心臓手術を選択するまでの高齢患者の思い、高齢患者が心臓手術を受けることを意思決定するプロセスを支える援助に取り組んでいます。


がん看護学分野

がん患者と家族への看護によく用いられる概念や理論について探究するとともに、実践および研究への適用について検討します。具体的な研究課題として、診断から治療過程におけるがん患者のゆらぎ、がんサバイバーのピア・サポートの活動を行う原動力の影響要因、がん相談支援センターを訪れるがん患者のニーズ、高齢がん患者が自分らしく生きようとする意思決定に影響する要因、進行肺がん患者の病の体験の意味づけなどに取り組んでいます。


精神看護学分野

精神看護領域では、広く精神看護に関連するテーマで、研究、教育を実施しています。 主に、精神的な健康問題がある人達の看護支援、ストレングスモデル、自己決定、セルフケア、地域包括システムおよび支援、また、看護師自身のストレスマネージメントなどについて、教育を行い、研究活動に反映させていっています。
学生の方々の臨床での経験や興味に応じて、研究テーマは設定し、その成果を踏まえ、臨床での看護活動に活かしていけるように支援を行いたいと考えております。


家族支援看護学領域

小児看護学分野



母性看護学分野



生活支援看護学領域

老年看護学分野

老年看護学は高齢者の人生経験や価値観を大切にし、尊厳のある生活を続けるための援助、あるいはその方らしい人生の最終章を送れるような関わりを、看護学の視点から研究開発していく分野です。これまでの高齢患者さんとの看護実践で感じていた思いを、研究テーマにつなげていけるようお手伝いしていきたいと思います。研究テーマ例は、病院や高齢者施設での認知症を持つ高齢者との関わりや家族の支援、在宅につなげる多職種ケア連携、エンドオブライフケアなど、多岐にわたります。


在宅看護学分野

在宅看護は、近年在宅療養者数や多様なニーズの増加等により重要な役割を担い、その質的向上が求められています。在宅看護学領域は、訪問看護、在宅医療、在宅ケアに関わる課題について、広く研究を行う領域です。研究テーマでは、あらゆる健康状態にある療養者と家族に対する支援や経営管理、職務満足、現任教育、緊急時対応、看護判断力を高める教材開発等訪問看護実践に求められる課題等に対して、研究を行っている領域です。


公衆衛生看護学分野

地域で生活するあらゆる健康レベルの人々への健康支援、疾病予防および健康課題を解決するための方策を検討するとともに健康問題を抱え地域で暮らしつつ療養する人々への効果的なケアの開発および地域全体のケアシステム構築について探求します。具体的な研究課題として保健師による虐待防止への支援やケアシステムづくり、発達障害児・家族への支援および地域で療養している人々・家族への支援、健康格差の課題などに取り組んでいます。

看護学研究科修了生研究テーマ一覧

修了年度 研究テーマ 専門領域
2016年度 基礎看護学実習における受け持ち患者とのかかわりの内容と学修意欲との関連 基礎看護学
2016年度 循環器病棟看護師の急変時対応での困難と影響要因 急性看護学
2016年度 育児期早期の母親の子育てレジリエンスに影響を与える要因 公衆衛生看護学
2016年度 循環器疾患で入院した認知症高齢者の家族のもつ不安の分析
:入院による認知機能の低下予防にむけて
老年看護学
2016年度 地域に住む要支援高齢者の「生きがい」の構造 公衆衛生看護学
2016年度 保育所に勤務する看護職者の保育保健活動の実態 母性看護学

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学費

項目 初年度納入額
本学卒業生 他大学等卒業生
入学金 入学手続時 免除 入学手続時 200,000円
400,000円 400,000円
授業料(年間) 400,000円 400,000円
総額 800,000円 1,000,000円

※ 学費はⅠ期およびⅡ期の分納式です。

※専門看護師(CNS)コースの実習費については別途徴収します。

入試情報

お問い合わせ先

【コース内容について、看護学領域の決定など修士課程全般のご相談】
看護学研究科
研究科長 松田 宣子 n-matsuda@kuins.ac.jp
研究課長補佐 今野 理恵 r-konno@kuins.ac.jp

注)修士課程への入学を希望される方は事前に必ず希望看護学領域の教員に連絡し、研究テーマの相談をしてください。

◆各看護学領域のご相談先
看護学分野 教員名 メールアドレス
基礎看護学 蛭子 真澄 m-ebisu@kuins.ac.jp
急性看護学 高見沢 恵美子 e-takamizawa@kuins.ac.jp
慢性・がん看護学 岡光 京子 k-okamitsu@kuins.ac.jp
精神看護学 西本 美和 m-nishimoto@kuins.ac.jp
老年看護学 前田 惠利 m-nishimoto@kuins.ac.jp
在宅看護学 中野 康子 y-nakano@kuins.ac.jp
公衆衛生看護学 松田 宣子 n-matsuda@kuins.ac.jp

【資格審査の手続きや入試全般のご相談】
関西国際大学 入試課(尼崎キャンパス)
〒661-0976 兵庫県尼崎市潮江1-3-23
  • TEL:06-6496-4120 FAX:06-6496-4318 E-mail:exam@kuins.ac.jp

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