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【人間心理学科】ウソ発見研究として、模擬犯罪中の記憶形成に関する実験的研究を行いました

 ウソ発見というと、「あなたがお金を取ったのですか」という質問に、「いいえ」とウソの返答を行うことで、心臓がドキドキして反応が出るものと考えられがちです。しかし、そういう質問では、気の弱いひとなら犯人でなくても反応してしまいそうですし、常習の犯罪者だと、真犯人であっても反応しないかも知れません。そこで、真犯人でないとどれが正解かが分からないような質問をする方法が実際の犯罪捜査では使われています。


 今回の実験では、犯行内容の記憶形成について検討するため、人間心理学科の学生30名を集めて、まず、模擬犯罪を行ってもらいました。実験参加者は、実験室を出て別室に向かい、カギを開けて中に入ります。課題は、室内にある本棚、キャビネットケースや机の引き出し、テレビ台などをくまなく捜索し、隠されている複数のお札(模造紙幣の100万円札)を10分以内にできるだけ多く発見することです。お札を1枚発見すると、あとで報酬として500円のQUOカード1枚と交換することができるので、みんな一所懸命に探すのですが、そう簡単に見つかるものでもありませんし、その間にあるイベントが不意に発生します・・・。


 イベントの内容については、まだ実験を実施しているので公開できませんが、お金を探している実験参加者には  写真1のようなモニターカメラがつけられており、その行動が随時記録されると同時に、探索中の生理反応(心電図、呼吸運動、皮膚伝導度水準)も記録され、実験室から観察されています(写真3)。お金を探しているとき、お札を見つけたとき、イベントが発生したとき、実験参加者の反応はどのようなものになるのでしょうか。実験結果は5月の日本生理心理学会で発表します。

写真1

【写真1】実験開始前の実験参加者

首と腹部に心電図の電極、腹部に呼吸センサを装着
耳の横にあるのはモニターカメラで、右手には模擬犯罪の部屋のカギ,左手にはストップウォッチを持っている

写真2


【写真2】

模擬犯罪行動中の生理反応とモニターカメラの画像は、手の平にのるサイズのスティックコンピュータにすべてが記録され,wifiで実験室にデータを転送

写真3

【写真3】呼吸運動とモニターカメラの記録

赤い矢印はお金の入っていそうな袋を見つけた時点
青い矢印は実際に模擬紙幣が見つかった時点
この間は探索行動に最大限の注意を払うので、呼吸振幅が小さくなる

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