特色ある教育
    ホーム>施設・サービス>高等教育研究開発センター

    高等教育研究開発センター

    高等教育研究開発センターの役割

     高等教育のユニバーサル化とともに、学生の学習目的や学力・意欲などが急速に多様化しています。このような状況において、学生の高等学校から大学への円滑な「移行」を促進することが重要となっています。そこで本学では、学生にとって重要な「移行期」にあたる「初年次」(大学の1年目)の教育に力を入れ、高等学校から大学への円滑な移行を促進する、さまざまな教育プログラムを実施しています。
     また、社会の変化とともに、大学は、四年間の教育を通して、「学士」という学位を与えるに値する教育内容と質を保持しているかが問われるようになりました。そこでは、教育デザインと有効なメディア活用のための取り組みが求められています。そこで本学では、教育の改善と質の向上を目指し、学術的かつ実証的な研究と、それにもとづいた教育プログラムの設計・開発を行なっています。

    fye.jpeg

    同センターの活動

     本センターは、初年次教育部門、教育開発部門、メディア教育部門の三つからなります。初年次教育部門では、学生の高等学校から大学への円滑な移行を促進する、「初年次教育」に関する研究と教育プログラムの開発を行なっています。教育開発部門では、学士課程教育における質保証に関する研究と教育プログラムの開発を行ない、メディア教育部門では、インストラクショナルデザイン(ID)の知見を活用した「教育におけるICT活用促進」に関する研究と関連プログラムの設計と開発を行い、教育の改善と質の向上に努めています。

     また、本センターは年間に計5日間のPD(Professional Development:大学の教職員の専門性を強調し、教員研修(FD)、職員研修(SD)等をカバーし、教職員の専門的能力開発を目指した組織的な取り組みの総称)研修会を開催し、三木・尼崎両キャンパスの教職員が一堂に会して組織的な教育力の向上に寄与しています。内容は、「学期の主題」に基づく科目の統合化、アクティブ・ラーニングの推進、シラバスの改善、ルーブリックの活用、eポートフォリオの充実、各種データの分析、優れた教育実践の共有、海外の先進的取り組みに学ぶことからオフキャンパスプログラムの充実まで、多岐に渡ります。教職員の研修会ではありながら、毎回学生の参加を促していることも、本学PD研修会の特筆すべき点です。


    本学PD研修会の内容

    (2017年度)

    年間共通テーマ:「三つの方針策定後の教育課程の自己点検に基づく、ディプロマ・ポリシー達成に向けた内部質保証とは何か」

    日程 場所 内容
    第1回

    8月17日(木)~

    8月18日(金)

    尼崎キャンパス

    ●「本年度着任教職員向けオリエンテーション」


    ●「質保証についての現状と可視化の方向性」、「3つのポリシー策定後の全学の自己評価の検証」、「到達確認試験から見た各学科の専門知識の定着に関する課題検証—学修成果の可視化に向けて—」、「高大接続改革後における学習成果の可視化と到達確認試験」、「到達確認試験の発問ワーク」


    ●「学問分野別の学修成果アセスメント ‐学修成果に基づく教育課程策定の単位 - -「考える力」を測定する方法‐」(国立教育政策研究所・深堀聰子先生講演)


    ●「データに見る配慮の必要な学生像について」


    ●「各学科、各部局の課題共有及び秋学期以降のアクションプランの作成・報告」


    ●「オフキャンパスプログラムの活動報告・課題(GSプログラム・CSプログラム・IS(AP)プログラム)、「オフキャンパスプログラムの全学的課題と今後の方向性について」

    第2回 9月13日(水) 三木キャンパス

    ●「新しい学習指導要領を受けて、大学教育はどうあるべきか」(文部科学省・白井俊氏講演)


    ●「到達確認試験における『知識の活用』を問うアンカー事例作成に向けた秋学期各科目の自由記述型の作問ワーク・各学科による作問事例の報告」、「卒論ルーブリックを活用したサンプリング評価の検証及び報告」、「リフレクションデイに向けた教育活動の情報共有(到達確認試験等について)」

    第3回 

    2月15日(木)~

    2月16日(金)

    尼崎キャンパス

    ●「本学の学修成果の可視化の取組と現状」、「アセスメントプラン(案)に基づく全学のCP実施状況とDP達成状況に関する自己点検」、「①学習成果の可視化に生かす期末アンケート(間接評価)の全学傾向について②今年度の授業参観の取組み報告と授業改善について」


    ●「グローカル(Glocal: global+local)コンセプトによる人材育成の取り組みについて」(共愛学園前橋国際大学・大森昭生学長講演)、「オフキャンパスプログラムシンポジウム」


    ●「ライティングスキル定着に向けた初年次教育の導入について」、「オフィスアワーの活性化と要支援学生のサポートについて」


    ●「学部・学科改編プロジェクトからの報告」、「学部学科再編におけるメジャー制導入に向けた各学位プログラムの自己点検ワーク-各担当科目の授業デザインの改善-」


    (2016年度)

    8月テーマ:「3つのポリシー+アセスメントポリシーの全学的な実体化(実質化)に向けて」
    9月テーマ:「つなぐ」「つながる」教育の実現に向けて
    2月テーマ:「学びの深化のために為すべき全学的課題とは何か」

    日程 場所 内容
    第1回

    8月18日(木)~

    8月19日(金)

    尼崎キャンパス

    ●「本年度着任教員向けオリエンテーション」


    ●「関西国際大学の現状と課題」、「ハイパフォーマーに関するIRデータ分析結果と学科別の特徴」、「グローバルスタディのインパクトとキャリアとのつながり~GS・CSの履修支援に向けた情報提供」(看護「臨地実習の充実に向けた課題整理」)


    ●「PBL導入のための問題整理とPBL入門のワーク」、「学科別PBLリソース作成の試み」


    ●「ラーニング・ルートマップ作成に向けて」、「ラーニング・ルートマップの作成と9月に向けた課題整理(学科別ワーク)」


    ●「学生による発表と多様性理解ルーブリックのカリブレーション」


    ●「配慮の必要な学生の理解と支援」

    第2回 9月15日(木) 三木キャンパス

    ●「標準パターンマップ作成の際の留意点」、「標準パターンマップの完成(学科別ワーク)」、「標準パターンマップの完成とラーニングルートマップの今後の展開」


    ●「秋学期からの導入に向けたPBLのワーク」

    第3回 

    2月16日(木)~

    2月17日(金)

    尼崎キャンパス

    ●「次年度着任予定の教職員向けオリエンテーション」


    ●「3つのポリシーの実質化で見えてきた本学の現状と次年度に向けた課題」


    ●「学習の内化と外化に向けたアクティブラーニング」(関西大学・森朋子先生講演)、「アクティブラーニングで学生の学習を深める」(愛媛大学・中井俊樹先生講演)、「PBL実施のふり返りと次年度に向けた課題」、「わかりやすいワークシートの作成法と効果的に用いた学びの外化」、「学習の外化と内化の往還に向けたグループワーク」


    ●「学生面談の見直しについて」、「配慮の必要な学生への具体的対応」


    ●「ラーニングルートマップのふり返りと次年度に向けた課題」


    (2015年度)

    8月・9月テーマ:「深い学び」を実現する教育実践の構築
    2月テーマ:「価値の発見」を実現する教育〜3つのポリシーの理解と共有を基盤として〜

    日程 場所 内容
    第1回

    8月19日(水)~

    8月20日(木)

    尼崎キャンパス

    【overviewセッション】  

    「関西国際大学FDに期待されること」、「関西国際大学の教育改革の流れ」、「関西国際大学の教育改革の課題」、「関西国際大学におけるアクティブラーニング」


    【reportセッション】

    「データにみる不適応学生の状況認識と対応に関する試み」


    【on-campusセッション】

    「ディープ・アクティブラーニングの考え方と方法」(京都大学・松下佳代先生講演)、「授業の中で目指すディープ・アクティブラーニングの試み(実践発表)」、「ディープ・アクティブラーニングを目指した授業改善のワーク」、「HIPにおける『設計—運用—評価』〜立教大学BLPの取り組みから〜」(京都工芸繊維大学・津吹達也先生講演)、「学期の主題」に基づく科目統合の取り組みについて①「これまでの取り組みの経緯と主題定義の確認」、同②「春学期の取り組み報告」(各学科専攻)、同③ 「『学期の主題』を素材とした授業改善のワーク〜 『設計̶運用̶評価』過程の中にアクティブラーニングをどう組み込むか、上位層・中位層・下位層のそれぞれに届くアクティブラーニング〜」

    第2回 9月17日(木) 三木キャンパス

    【over viewセッション】

    「本学の課題とその解決に向けて〜執行部会議夏期集中審議結果のまとめ〜」


    【On-campusセッション】

    「秋学期『学期の主題』についての取り組みの計画」


    【off-campusセッション】

    「『深い学び』へ誘うCSの『設計—運用—評価』」、「『深い学び』へ誘うGSの『設計—運用—評価』」、「学生に成長の実感、自己効力感をもたせるアドバイズィング〜CS・GS、実習などの情報を生かして〜」(学科専攻学年別ワーク)


    【reportセッション】

    「学修支援と学生情報の提供(KUISドリル、チューター制試行、オフィスアワーの活用を含む)」、「リフレクションデイにおける振り返りとeポートフォリオ内ベンチマークチェックへの接続について(リフレクションシートの改善を含む)」

    第3回 

    2月18日(木)~

    2月19日(金)

    尼崎キャンパス

    【over viewセッション】

    「『価値の発見』を実現するKUISの組織的教育〜3ポリシーの策定義務化の中で〜」


    【reportセッション】

    「UIプロジェクトからのレポート共有」、「出口における学生傾向と各種データとの関連」、「秋学期の面談実施についての成果と課題〜学科別アンケートの結果より〜」、「AP事業の成果報告」、「Predictors of KUIS Students’ Success: The Case of 2011 and 2013 Students」、「学修支援センターの取り組み事例の報告」、「2015年度教育改革の取り組み状況に関する調査より」、「新科目『評価と実践』の内容説明」

    【on-campusセッション】

    講演「『学ぶ』と『働く』をつなぐ」(実践女子大学・深澤晶久先生)、学科別ワーク〈その1〉「学生の現状と傾向を踏まえ、出口を想定しながら、面談を含めた学生指導の方向性を学科別に探る」、「プレゼンテーションルーブリックを使ったカリブレーションワーク:GS報告会を素材として」、「3つのポリシーの理解・共有」(学科別)、学科別ワーク〈その2〉「DPの下、CPの中で、学科の組織的教育をどのように推進していくか」


    (2014年度)

    テーマ:関西国際大学の「今」と「10年後」〜国際大学としてのブランディングと戦略〜

    日程 場所 内容
    第1回

    8月20日(火)~

    8月21日(木)

    尼崎キャンパス

    【On-campusセッション】
    講演「グローバル人材養成を目的とした立教大学BLPの戦略」、講評「各学科の課題設定について」、ワーク「学科のカリキュラムマップに沿ったテーマ・課題設定及び科目間連携〜2015年度に向けて〜」、ワーク「卒論ルーブリックを使用してのカリブレーション」、レクチャーとワーク「シラバス作成の留意点と秋学期のシラバス変更に向けて」


    【reportセッション】
    報告「7/9教授会以降における各学科の取り組みの進捗状況」、報告「学生支援型IRの構築」、報告「初年次教育部門による2014年度春学期の調査、取り組みより」、報告「ユニパを使った欠席調査の振り返りと今後」「日本語運用能力テストを活用した新入生への学習支援について」


    【Off-campusセッション】
    発表「サービスラーニングプログラムの発表」、講演「サービスラーニングプログラム開発における課題と教職協働の必要性について」、レクチャー「e-ポートフォリオの充実に向けて(「学修成果の統合」ルーブリックの説明を含む)

    第2回 9月24日(水) 三木キャンパス

    【On-campusセッション】
    報告「各学科専攻からこれまでの科目間連携の振り返りと2014年度秋学期の取り組み予定及び2015年度に向けてのプラン」、講演及びワーク「アメリカの高等教育におけるIRと質保証」〈AIR Randy L. Swing, Ph.D.〉


    【reportセッション】
    報告「適応調査の分析」


    【overviewセッション】
    レクチャー「学生支援型IRの分析」

    第3回 

    2月19日(木)~

    2月20日(金)

    尼崎キャンパス

    【overviewセッション】
    報告「IRデータからみる本学の現状と課題」、レクチャー「本学の教育改革の流れと組織的教育を実現するためのアプローチ〜目標・内容・評価〜」


    【On-campusセッション】
    レクチャー「『学期の主題』の設定と『振り返りとフィードバック』にむけて」、ワーク「科目統合化」、ワーク「本学学生の自己効力感の『今』と提案」、発表「反転授業」、ワーク「ルーブリックを使ったカリブレーション」、レクチャー「卒論ルーブリックの活用について」、レクチャー「Guttmanコミュニティーカレッジの実践に学ぶ」、報告「eポートフォリオ活用のガイドラインとシステム変更について」、レクチャー「問題解決力を育成するためのキャリア教育」、ワーク「シラバスチェック及び2013年度秋と2014年度秋のシラバス比較から〜特に評価について〜」


    同センターの歴史

    1998年4月 本学開学と同時に高等教育研究所を開設。
    1999年4月 本学初の初年次教育プログラムとして「講義の攻略法」「ノートテーキングの方法」を、学習支援センターのショートプログラムとして開講。
    2000年4月 「講義の攻略法」「ノートテーキングの方法」を基礎に、全学基本教育科目として「学習技術」を開講。
    2002年4月 「学習技術」の教科書『知へのステップ』をくろしお出版から刊行。同年度の全国大学生協の売上第13位。
    2004年4月 高等教育開発センターを開設。
    2004年7月 「大学のユニバーサル化と学習支援の取組」で文部科学省「特色ある大学教育支援プログラム」に採択される。
    2004年8月 初年次教育研究開発センターを開設。
    2005年4月 全学共通科目「キャリアプランニング」を開講。
    2006年3月 テキスト「知のワークブック」をくろしお出版から刊行。『日本創造学会』著作賞受賞。
    2006年7月 「初年次教育の総合化と学士課程教育への展開」で文部科学省「特色ある大学教育支援プログラム」に採択される。
    2008年4月 高等教育開発センターと初年次教育研究開発センターを統合し、高等教育研究開発センターとする。
    2009年4月 「仕事とキャリア形成I」、「仕事とキャリア形成II」を新規開講。
    2009年7月 「出遅れない就職活動へ誘うための重層的支援」で文部科学省「学生支援推進プログラム」に採択される。
    2011年4月 高等教育研究開発センターにキャリア教育部門を置く。
    テキスト「夢をかなえるキャリアデザイン」をくろしお出版から刊行。
    2012年4月 「キャリアプランニング」を発展解消し、「初年次セミナー」を新規開講。
    2012年4月 文部科学省平成24年度「大学間連携共同教育推進事業」に採択(3ヶ年)され、高等教育研究開発センター所管の取組としてスタート。
    2014年4月 キャリア教育部門をキャリア教育委員会として独立させる。
    2015年4月 文部科学省の「大学教育再生加速プログラム」(Acceleration Program for University Education Rebuilding : AP)に、テーマⅠ(アクティブ・ラーニング)+テーマⅡ(学修成果の可視化)の複合型で採択され、人間科学部を中心として取組をスタート。
    2015年4月 「学期の主題」に基づく科目統合の取組を全学的に開始する。
    2016年4月 「ラーニングルートマップ」の取組を全学的に開始する。
    2018年3月 到達確認試験の実施。
    2018年4月 高等教育研究開発センターにメディア教育部門を置く。

    スタッフ

    高等教育研究開発センター長 坂中 尚哉(人間科学部 教授)
    同センター長代理 谷口 一也(教育学部 准教授)
    初年次教育部門長 田中 亜裕子(基盤教育機構(人間心理学科併任) 講師)
    教育開発部門長 吉田 武大(教育学部 准教授)
    メディア教育部門長 中嶌 康二(基盤教育機構 講師


    奨学金

    サッカー部

    硬式野球部

    硬式テニス部

    大学ポートレート

    三木キャンパス

    三木キャンパス(大学本部)三木キャンパス

    〒673-0521

    兵庫県三木市志染町青山1丁目18番

    TEL:0794-85-2288(代表)

    アクセスはこちら


    尼崎キャンパス

    尼崎キャンパス尼崎キャンパス

    661-0976

    兵庫県尼崎市潮江1丁目3番23号

    TEL:06-6498-4755(代表)

    TEL:06-6496-4120(入試課)

    アクセスはこちら

    Kansai University of International Studies ©All rights reserved.